【シミュレーション】生命保険で必要なお金はいくら?

電卓の写真 お金に関する雑学

こんにちはー!

いつもお読みいただきありがとうございます。

生命保険の節約は効果が大きいことを下記の記事で解説しました。

その際、生命保険で必要なお金をざっくり解説しました。

今回は、その時解説しきれなかったことも含めて具体的な数字をもって生命保険賄うべきお金はいくらか計算したいと思います。

生命保険は節約したほうが良いとは思うけど、いくらの保障をつければいいのかわからない方向けの記事になっています。

それではよろしくお願いします。

最適な生命保険を選ぶための3つの公式

今回の記事で一番重要なことを言います。

最適な生命保険を選ぶためには次の3つの式を理解する必要があります。

それは

  1. 残された人へ必要なお金-(預貯金+将来支払われるお金)=生命保険で賄うお金
  2. 必要なお金=末子が独立するまでの生活費+末子独立後の生活費+住居費+教育費+葬儀費用+予備費
  3. 将来支払われるお金=年金+会社の福利厚生+公的給付+就労収入

です。

生命保険が必要な人

一つ目の式を見ればわかるように残された人がいなければ生命保険は入る必要はありません。

また、貯金が十分にある場合や将来支払われるお金が十分にある場合も必要ありません。

残された人へ必要なお金はいくらか

では夫が亡くなった場合、残された人へ必要なお金はいくらか計算してみましょう。

公式は

必要なお金=末子が独立するまでの生活費+末子独立後の生活費+住居費+教育費+葬儀費用+予備費

でしたね。

前提条件は次のとおりとします。

前提
  • パパ 30歳。サラリーマン。
  • ママ 30歳。専業主婦。
  • 第一子 2歳
  • 第二子 0歳
  • 持ち家。夫名義で住宅ローンあり。
  • 貯金は300万円。
  • 夫の死後も国民年金保険料は免除。
  • 子どもは2人とも高校までは公立、大学は自宅から私立に通う予定。
  • 末子が高校卒業後、妻は60歳までパート就労する。
  • 妻は末子独立後の平均余命で死亡する。※参考は簡易生命表
  • 計算途中と結果の1万円未満の端数は切り上げる

それぞれの費目について計算してみます。

生活費

日々の生活にかかるお金ですね。

食事代や光熱水費や通信費等です。

令和元年の家計調査によると、30代の生活費は217,736円です。

計算の都合上22万円としましょう。

※住居費と教育費を除いています。

一般的に末子が独立するまでは7割、その後は5割見とけば良いとされています。

つまり

A末子独立まで

22万円×0.7×12か月×23年=4,251万円

B末子独立後

22万円×0.5×12か月×38年(末子独立時の配偶者の平均余命)=5,016万円

A+B=9,267万円

住居費

住宅にかかる費用です。

持ち家の場合、団体信用生命保険によりローンが完済されます。

ローンのことは考えなくていいですね。

ただし、アットホーム株式会社によると持ち家の平均修繕費用は556万円とのことです。

余裕をもって修繕費を600万円程見込んでおきましょう。

固定資産税については、所得が減少したこと、ひとり親となったことにともない減免等が効く場合があります。

なので固定資産税については試算に加えていません。

詳しくはお住いの市区町村にお問い合わせください・

※賃貸の方の場合、年間賃料×(23年間+38年間)を加えてください。更新料もある場合はそちらも追加する必要があります。その代わり修繕費用は要りません。

教育費

一人当たりざっくり690万円必要となります。

文部科学省の平成30年度子供の学習費調査によると3歳からの15年の学習費総額は次のとおりです。

幼稚園から高校卒業までの教育費

出典:平成30年度子供の学習費調査

全て公立だと約540万円かかるということですね。

PTA会費、給食費、制服代、習い事代、学習机代、鞄代、スクールバス代等教育に付随する費用も入っています。

私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果についてによると、高校卒業後に私立大学に通うと初年度は約125万円、その後の三年間は約32万円、計450万円かかります。

しかし、令和2年4月から大学無償化が始まりました。

このことにともない住民税非課税世帯の方はここから入学金と授業料を合わせて約300万円減免されます。

したがって、正味150万円かかることになります。

詳しくは下記のサイトをご覧ください。

540万円+150万円=690万円

ですね。

葬儀費用

オリックス生命保険株式会社によると約355万円必要とのことです。

葬儀費用

出典:オリックス生命保険株式会社

既にお墓を持っている方は支出をもっと抑えられるでしょう。

なお、国民健康保険や社会保険には埋葬料について給付金があります。詳しくは加入している保険にお問い合わせください。

また、困窮してどうしても葬儀代が賄えない場合は、生活保護制度の中の葬祭扶助利用するのも手です。

最低限の葬儀は出来ます。生活保護を受給していなくとも申請可能です。

詳しくはお住いの福祉事務所にお問い合わせください。

予備費

上記では想定できないことに対する費用です。

500万円程の余剰なお金があれば大体のことには対応できると思います。

将来支払われるお金はいくらか

将来支払われるお金はどれぐらいになるのでしょうか?

公式は

将来支払われるお金=年金+会社の福利厚生+公的給付+就労収入

でしたね。

それぞれ確認しましょう。

年金

もらえる年金額は下図のとおりです。

 

遺族年金額早見表

出典:公益財団法人生命保険文化センター「遺族保障ガイド」

第一子が高校卒業まで

165万円×17年=2,805万円

第二子が高校卒業まで

142万円×2年=284万円

妻が65歳未満

100万円×16年=1,600万円

妻が65歳以降

92万円×26年間=2,392万円 ※国民年金は全額免除予定。こちらを参考に試算し表から28万円マイナスしている。

合計7,081万円

会社の福利厚生

退職金がある場合、死亡に関しての規定もあるはずです。

また、弔慰金が支給されることがあります。

詳しくはお勤め先に確認してください。

今回は便宜上死亡退職金が500万円出ることとします。

公的給付

児童手当

子どもが中学校卒業までの間、児童手当がもらえます。

末子が3歳になるまで

30万円×3年=90万円

第一子が中学卒業まで

24万円×11年=264万円

第二子が中学卒業まで

12万円×2年=24万円

合計378万円

給付型奨学金

学生生活を送るための生活費として、住民税非課税世帯またはそれに準じる世帯の学生に払われるものです。

自宅から大学に通う場合年間約46万円です。

46万円×4年×2人=368万円

詳細はこちらをご覧ください。

就労収入

末子が高校卒業後、年間100万円の就労収入があるとします。

100万円×12年=1,200万円

試算結果を見る前に

試算結果を見る前に大事なことを言います。

試算結果を見れば、前提条件が同じなら大体いくらぐらいの生命保険金が必要かの目安を知ることができます。

ただし、本当に必要な生命保険金額は各家庭で異なることを知っておく必要があります。

そして、それを算出できるのは自分自身だけです。

試算結果

それでは試算結果を公表します。

生命保険試算結果

支出見込み額12,102万円、収入見込み額9,827万円です。

夫に何かあった場合、差額の2,275万円を生命保険で賄えばいいのです。

意外と少なかったでしょうか?

持ち家だとこんなものだと思います。

大学無償化が大きいですね。生活費として給付金も出ますし。

途中でお金が足りなくなっても65歳まで働く等適宜プランを変更することも出来ます。

まとめ

まとめ
  • 最適な生命保険は3つの公式を使えば算出できる
  • 残された人へ必要なお金-(預貯金+将来支払われるお金)=生命保険で賄うお金
  • 必要なお金=末子が独立するまでの生活費+末子独立後の生活費+住居費+教育費+葬儀費用+予備費
  • 将来支払われるお金=年金+会社の福利厚生+公的給付+就労収入
  • モデルだと生命保険で賄うお金は2,275万円
  • ただし、必要なお金は各家庭で異なる、算出できるのは自分だけ

以上、生命保険で必要なお金を計算してみました。

お役に立てれば幸いです。

いつだって今日が残りの人生最初の日。

読者の方の生活が今より少しでも良くなることをお祈りします。

それではまた!

タイトルとURLをコピーしました