【800万円得】実録!持ち家のほうが賃貸より経済的である理由

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衣食住という言葉があるとおり、住まいは人にとって欠かせませんよね。

一方で、住まいにかかる費用は人生で一番大きいと言っても過言ではありません。

誰だって、誤った選択はしたくないものです。

だからこそ、持ち家か賃貸かといった論争が常に繰り広げられています。

今回はわが家の事例をもとに、かなりリアルな数字を使って持ち家と賃貸どちらが経済的かを検証してみました。

よろしければ、是非ご一読ください。

前提条件

前提条件が違うと答えが違ってしまうことは、よくあることなので、前提条件を明示したいと思います。

わが家の属性

わが家の属性
  • 夫婦と子供二人の4人家族
  • 引っ越しを伴う転勤はない
  • 29歳の時に戸建て購入(夫婦は同い年)
  • 家の中でも子供を自由に遊ばせたいが、近隣への騒音も気になるタイプ
  • 家族団らんを好とする
  • 子どもが自立後も里帰り出産等でたびたび家に戻ってくることを視野に入れている

物件概要

物件の概要は次のとおりです。

わが家
  • 戸建て
  • 注文住宅
  • 最寄駅から徒歩14分(平坦な道)
  • 3LDK
  • 角地の南向きで日当たり良好
  • 第一種低層住居専用地域
  • 防火地域指定なし
  • 床面積約110㎡
  • 駐車場2台分
  • 6㎡程の芝生と、同程度の大きさの家庭菜園用畑あり

わが家の条件に近いものを同じ最寄り駅のエリアで探したところ、次の物件が見つかりました。

中々同じサイズ感の物件が見つかりませんでした笑

60代まではここに住み続ける想定です。

一番目の賃貸
  • 戸建て
  • 建売
  • 最寄駅から徒歩10分(長い上り坂あり)
  • 3LDK
  • 南向き
  • 第一種低層住居専用地域
  • 防火地域指定なし
  • 延べ床面積約80㎡
  • 駐車場2台分

賃貸の最大のメリットである気軽に引っ越せる点を活かします。子どもが自立し、孫を預かることもあまりなくなるであろう70歳からは次の物件に引っ越します。

人間関係の基盤を壊さないため、最寄り駅は同じところにしました。

高齢のため、駅に近いことエレベーターがあることを拘りました。

また、戸建てからアパートへの引っ越しを想定しているため、今までと違い騒音を気にする必要があることから防音性の高い所にしました。

二番目の賃貸
  • 最寄り駅まで徒歩3分
  • エレベーターあり
  • 重量鉄骨構造
  • 高遮音床
  • オートロック
  • バストイレ別
  • 防犯カメラあり
  • 24時間サポート付き

費用計算結果

持ち家と賃貸にかかる費用を計算しました。

なお、国立社会保障・人口問題研究所における女性の特定年齢の平均余命を参考に90歳まで生きる仮定で計算しています。(人口統計資料集2020年版)

持ち家

まずは、持ち家にどれだけ費用がかかるか確認しましょう。

わが家の事例ですので、数字は限りなくリアルなものになっています。

名称金額(円)備考
頭金15,300,000親の援助有
借入金額24,000,000土地建物で3,930万円の物件
利息4,408,326固定金利
元利均等
10年目まで1.040%の利息
以降は1.290%の利息
建物契約収入印紙10,000 
土地契約収入印紙10,000 
建物登記135,071 
土地登記247,000 
土地仲介手数料650,000 
銀行手数料518,400 
借入金契約収入印紙20,000 
つなぎ融資収入印紙22,000契約変更分200円を含む
つなぎ事務手数料108,000 
つなぎ一回目利息91,397 
つなぎ二回目利息29,989 
不動産取得税0減免申請後
修善料10,000,000アットホーム調べの平均修繕費の倍程度を想定
固定資産税564,5005年間の合計長期優良住宅なので5年間半額
固定資産税12,644,8006年目以降の合計
火災保険242,83010年に一度
地震保険509,04010年に一度
住まい給付金-300,000 
建物キャッシュバック-200,000リクシルのキャンペーン
住宅ローン減税-2,070,000こちらのサイトの早見表により近い値を採用
合計66,941,353 

総費用約6,700万円!

流石人生で一番高い買い物ですね。

頑張って頭金をつぎ込みましたが今思うと後悔しています泣

固定資産税については、年々目減りしていくかと思いますが、固定で計算しています。

持ち家にとって不利に働くポイントですね。

住宅ローン減税については概算値です。

賃貸

次は賃貸の場合どれぐらい費用になるか確認しましょう。

不動産会社に問い合わせたので、数字は限りなくリアルなものです。

名称金額(円)備考
賃料147,419,50025年経つまでは年1%減
火災保険1462,0002年に一度
更新料11,912,7352年に一度
敷金1114,000賃料一か月分
礼金1114,000賃料一か月分
仲介手数料1125,400 
保証会社手数料157,000 
引っ越し費用75,000参考サイト
賃料221,462,72025年経つまでは年1%減
管理費21,638,000 
安心サポート手数料2221,760 
保証会社費用2233,219毎月 賃料等の1%
火災保険2195,8002年に一度
更新料2843,0222年に一度
敷金294,000賃料一か月分
礼金294,000賃料一か月分
仲介手数料294,000 
鍵交換22,000 
保証会社手数料222,000入居時
合計75,200,156 
※1は一番目の家、2は二番目の家を指します

総額はなんと7,500万円!

賃貸の最大のメリットである、気軽に引っ越せる点を最大に生かし、ライフスタイルが変わったところで住み替える想定です。

当サイト以外でも持ち家と賃貸の費用を比較するサイトはありますが、賃料を固定にしているところが多く感じました。

しかし、築年数が経てば賃料は下がるだろうと思うので、リアル感を出すために、年々目減りする想定で計算しています。

三井住友トラスト基礎研究所によると、年率約1%で賃料は下落するとのことなのでこちらの考えを採用しました。

この点は賃貸の費用を低くするのに大きく貢献しているはずです。

なお、持ち家の場合は万が一、お金を借りている人がなくなったら団体信用生命保険によりローンが完済されるため、残された人は住む場所に困りません。

しかし、賃貸の場合は、その分、手厚い生命保険に入る必要がありますので、生命保険料は高くする必要があります。

この点を考慮すると、賃貸はもっと費用がかかることになります。

考察

両者の金額を算出したので考察に入ります。

比較結果

持ち家6,700万円、賃貸約7,500万円と持ち家のほうが約800万円経済的であるという結果になりました。

しかも、今回の事例では持ち家のほうが庭つきだし、家は広いし、注文住宅だから建物のグレードも高いし、そのうえでこの価格差です。

さらに、持ち家なら次世代に引き継ぐことができます。

そのまま住んでもいいし、売ってもいいです。建物は価値残っていないでしょうが笑

また、万が一、お金を借りている人が亡くなった場合、団体信用生命保険によりローンが完済されます。

残された人は住む場所に困りません。

ということは、実際は800万円以上経済的である可能性が高いのです。

何故賃貸のほうが高いのか

経済界の著名人は賃貸を勧める方が多い気がしますが、今回の事例では賃貸のほうが持ち家より高くつく結果となりました。

素人なりに分析をしてみようと思います。

シンプルに考えました。

理由は3つあると思います。

理由
  • 平均寿命が長いから
  • コストがかかるから
  • 利益を上乗せするから

今回は90歳まで生きる仮定で計算しましたが、年代別の平均寿命ごとに再度シミュレーションしてみると次の結果になりました。

なお、平均寿命は国立社会保障・人口問題研究所の女性の値を使っています。

平均寿命持ち家賃貸差額(持ち家-賃貸)
79歳(1980~1985年)64,242,733円62,850,810円1,391,923円
87歳(2015~2020年)66,156,543円71,917,053円-5,760,510円
96歳(2095~2100年)68,296,153円81,419,925円-13,123,772円

そう、長生きすればするほど、持ち家のほうが経済的になるのです。

建物と土地という取得した資産を目いっぱい利用できるからですね。

持ち家は元を取るのに時間がかかるということですね。

昔の基準なら確かに賃貸のほうが経済的です。

しかし、人生100年時代を迎える今後は持ち家のほうが経済的になる可能性が非常に高いのです。

他の2つの理由については次の記事にて解説しましたのでよろしければお読みください。

ただし賃貸には賃貸のメリットがあります。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

まとめ

まとめ
  • 持ち家のほうが快適だし、約800万円経済的である
  • 次世代に引き継げる点を考慮するとさらに経済的である可能性がある
  • 長生きすればするほど持ち家のほうが経済的である
  • 賃貸が高くつくのはオーナーの利益が賃料に上乗せされているからである

以上、わが家の数字をもとにしたリアルな検証結果でした。

お役に立てれば幸いです。

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