【徹底比較】楽天VT VS 雪だるま(全世界株式)

雪だるまの写真 投資

こんにちはー!

いつもお読みいただきありがとうございます。

今回は、楽天VTと雪だるま(全世界株式)を徹底比較し、その違いを解説したいと思います。

こんな方を想定しています。

想定読者
  • 投資を始めようと勉強し、全世界株式に興味を持った
  • でも、同じベンチマークを採用している楽天VTと雪だるま(全世界株式)の違いがわからずどちらを買おうか迷っている

さぁ元気よくいきましょう!

保有コストについて

先ずは楽天VTからいきましょう。

楽天VTのコストの表

出典:楽天・全世界株式インデックス・ファンド  交付運用報告書第2期(決算日 2019年7月16日)

0.217%。

んー、できれば0.2は切ってほしいところ。

続いて雪だるま(全世界株式)を見てみましょう。

雪だるまのコストの図

出典:SBI・全世界株式インデックス・ファンド 交付運用報告書第第2期(決算日2019年11月12日)

0.155%。

雪だるま(全世界株式)のほうが0.062%安いですね。

どちらも長期保有に向く商品ですからこのコスト差は中々大きいと思います。

ベンチマークへのアプローチについて

楽天VTと雪だるま(全世界株式)ともにベンチマークはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスですね。

このインデックスは先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成されています。

下図を参照すると、楽天VTはバンガード社が提供しているVTの購入を通してインデックスへの連動を目指していることがわかります。

楽天vtの仕組み図

出典:楽天・全世界株式インデックス・ファンド  交付目論見書 使用開始日:2020年4月17日

VTの採用しているインデックスもFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスです。

購入元がFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスへの連動を目指しているのだから、おのずと楽天VTも同指数に連動することになりますよね。

シンプルでわかりやすいですね。

VTよりさらに小額から買える点、配当課税を繰り延べ出来る点に魅力を感じるなら本家VTより楽天VTのほうがいいでしょう。

一方、雪だるま(全世界株式)はインデックスへのアプローチがやや複雑です。

下図のように3つのETFを組み合わせてインデックスへアプローチしています。

雪だるまの仕組み図

出典:SBI・全世界株式インデックス・ファンド 交付目論見書 使用開始日 2020.8.13 

果たしてこのやり方でしっかりインデックスに連動できるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

銘柄数について

FTSE Global All Cap Index楽天VT雪だるま(全世界株式)
8,000以上8,6548619

FTSE Global All Cap Indexはファクトシートから作成(2020年7月末時点)
楽天VTは楽天・全世界株式インデックス・ファンド月次リポート2020年7月から作成(2020年6月末時点)
雪だるま(全世界株式)はS&P Dow Jones IndicesDow Jones U.S. Broad Stock Market Indexステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社のSPDR®ポートフォリオ先進国株式(除く米国)ETFステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社のSPDR® ポートフォリオ 新興国株式 ETFから作成(2020年8月18日時点)

ベンチマークも参考に記載しました。

どれも採用銘柄数8,000を超えていて、分散性はこの上ないですね。

保有上位10銘柄

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスを含めた各保有上位10銘柄とその割合です。

順位FTSE保有比率(%)楽天VT保有比率(%)雪だるま(全世界株式)保有比率(%)
1Apple Inc.3.12Microsoft Corp.2.8アップル2.98
2Microsoft Corp2.76Apple Inc.2.7マイクロソフト2.68
3Amazon.Com2.41Amazon.com Inc.2.2アマゾン・ドット・コム2.29
4Facebook Class A1.09Facebook Inc. Class A1アルファベット1.51
5Alphabet Class A0.8Alphabet Inc. Class C0.8フェイスブック1.05
6Alibaba Group Holding ADS (N Shares)0.79Alphabet Inc. Class A0.8ジョンソン&ジョンソン0.66
7Alphabet Class C0.79Alibaba Group Holding Ltd. ADR0.7バークシャー・ハサウェイ0.66
8Tencent Holdings (P Chip)0.71Johnson & Johnson0.7ネスレ0.61
9Johnson & Johnson0.69Tencent Holdings Ltd.0.7テンセント・ホールディングス0.61
10Taiwan Semiconductor Manufacturing 0.63Visa Inc. Class A0.6アリババ・グループ・ホールディング0.61

FTSE Global All Cap Indexはファクトシートから作成(2020年7月末時点)
楽天VTは楽天・全世界株式インデックス・ファンド月次リポート2020年7月から作成(2020年6月末時点)
雪だるま(全世界株式)はSBI・全世界株式インデックス・ファンド月次リポート7月から作成(2020年7月末時点)

楽天VTはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとの差は一社です。Taiwan Semiconductor ManufacturingがVisa Inc. Class Aになっているだけです。

小数点第一位で表されていることを鑑みると、保有比率もさほど差がないように見えます。

一方、雪だるま(全世界株式)はバークシャー・ハサウェイとネスレが上位にランクインしています。

また、テンセント・ホールディングスとアリババ・グループ・ホールディングの保有比率に若干の乖離が見られます。

保有上位10カ国

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスを含めた各保有上位10カ国とその割合です。

順位FTSE保有比率(%)楽天VT保有比率(%)雪だるま(全世界株式)保有比率(%)
1米国56.96米国57米国53.97
2日本6.94日本7.4日本8.08
3中国4.81中国4.6英国4.32
4英国4.03英国4.1中国3.88
5カナダ2.84スイス2.7スイス3.15
6スイス2.68カナダ2.6カナダ3.06
7フランス2.63フランス2.6フランス2.77
8ドイツ2.5ドイツ2.5ドイツ2.56
9オーストラリア2.03オーストラリア2オーストラリア2.11
10台湾1.8台湾1.7韓国1.71

FTSE Global All Cap Indexはファクトシートから作成(2020年7月末時点)
楽天VTは楽天・全世界株式インデックス・ファンド月次リポート2020年7月から作成(2020年6月末時点)
雪だるま(全世界株式)はSBI・全世界株式インデックス・ファンド月次リポート7月から作成(2020年7月末時点)

楽天VTについては、順位と比率共にベンチマークと大差ありません。

雪だるま(全世界株式)はのっけから米国の比率に若干の乖離がありますし、台湾がなく韓国が入っていますし、ところどころ比率もやや離れています。

成長著しい中国の比率が本物よりやや低いのも気になります。

ベンチマークとの差

楽天VTから見ていきましょう。

ベンチマークとの差グラフ

出典:楽天・全世界株式インデックス・ファンド  交付運用報告書第2期(決算日 2019年7月16日)

0.6%下回っています。

雪だるま(全世界株式)を見ましょう。

雪だるまベンチマークとの差

出典:SBI・全世界株式インデックス・ファンド 交付運用報告書第第2期(決算日2019年11月12日)

0.4%下回っています。今のところベンチマークに寄り添えていますね。

考察

ベンチマークへのアプローチの違いから、雪だるま(全世界株式)は若干インデックスへ連動できていない感が否めません。

ただ、現時点においては楽天VTよりベンチマークとの差はありません。

しかし、今後もそうなるかは限りません。

何故なら、世界の株式市場の国別占有率はガラッと変わる可能性があるからです。

次のグラフは2050年における各国の株式資本の割合を表しています。

2050年の国別株式資本

出典:株式投資 第4版

現在は米国が半分以上のシェアを誇っていますが、グラフのとおり2050年には中国やインドが台頭してきます。

実はこれは当たり前なのです。

次の表は過去における各国のGDPの割合を表しています。

過去の国別GDP推移

出典:仕事に効く教養としての「世界史」

アヘン戦争以前の中国とインドの存在感が際立っていますよね。

ということは中国やインドは産業革命や世界大戦で弱体化したが、現在は強国に戻ろうとしているという見方も出来なくはないと思います。

世界の株式市場の国別占有率が変わったとき、雪だるま(全世界株式)のアプローチで株式市場を再現できるかどうかは甚だ不透明なのです。

全世界株式の魅力は現代ポートフォリオ理論の最適解の一つであることだと思います。

だとするならば、多少コストはかかっても世界株式市場をより忠実に再現できる楽天VTのほうが優秀だと考えられます。

まとめ

【徹底比較】楽天VT VS 雪だるま(全世界株式)まとめ
  • コストは雪だるま(全世界株式)が優秀
  • インデックスへの連動は楽天VTが優秀
  • 現代ポートフォリオ理論を目指したいなら楽天VTのほうが優秀

以上です!

楽天VTと雪だるま(全世界株式)の違いがわかってもらえたら幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

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