長期投資に適した米国株13選

トレーディングをしている男の写真 投資

こんにちは!

いつもお読みいただきありがとうございます。

ETFを通して米国長期投資を実践しているわが家ですが、今回はもし、個別銘柄に手を出すとしたらどんな銘柄を選択するか紹介したいと思います。

3つの選別基準

選別基準
  1. 強固なブランドを持っていること
  2. 世界的企業であること
  3. 増配実績があること

それぞれ解説します。

強固なブランドを持っていること

これはいわゆるエコノミックモート(経済的な堀)を有しているかどうかですね。

経済的な堀があれば、そのビジネスに他社が入って来るのが容易ではないため、安定的に利益を得られるわけです。

投資の神様であるウォーレン・バフェット氏も広いエコノミックモート(ワイドモート)のある銘柄に投資をしなさいと言っていますよね。

世界的企業であること

強力なブランドを有していて、かつ、世界を股にかける企業が存在したとします。

新規参入企業はその業界に入り込む余地が少ないですよね。

同じような製品を売るなら、ブランド力があったほうが売れます。

もちろん、ブランド力のある企業が進出していない地域ならチャンスがあります。

しかし、世界の主要国に既に進出している、ブランド力のある企業がいるとしたら、残されたパイはあまり多くないので、その業界に入り込む余地が少ないのです。

つまり、世界的企業であることもワイドモートの構成要素の一つなのです。

例えばコカ・コーラ。米国企業ですが、もちろん日本でも馴染みがありますよね。炭酸飲料と言ったらコーラをイメージする人も少なくないはず。

このような状態で、新たに炭酸飲料を主軸とした清涼飲料水ビジネスを展開するのは非常にハードルが高いでしょう。

増配実績があること

配当とは出資へのお礼です。

ただし、企業が儲かっていないと出ません。

もちろん、短期的には借金をすれば配当を出せます。

しかし、連続して増配するとなると話は別です。配当のためにずっと借金をしていては、負債が膨らみやがて倒産するでしょう。

また、利益が出ているように見せるのは、会計上のマジックを利用したり、粉飾決算をしたりすれば出来ますが、配当は株主の手にわたるものでごまかしようがありません。

上述した、ブランドを有しているかどうかは非常に主観的な指標ですが、増配実績があるかどうかは客観的な指標です。

また、ごまかせるようなものでもありません。

なので、わが家はこの指標を非常に重視します。

長期投資に適した米国株13選

前置きが長くなりましたが、わが家がもし個別銘柄に手を出すなら、次の銘柄を選択します。

番号ティッカー配当利回り(%)連続増配年数(年)備考
1PG2.4164パンパース、ファブリーズ
2MMM3.9162ポスト・イット、スコッチ・ブライト
3KO3.4758コーラ等の飲料
4JNJ2.7758バンドエイド、アキュビュー
5MO8.3651マールボロ
6ABBV4.9748C型肝炎治療薬、関節リウマチ治療薬
7MCD2.5744マック
8XOM8.2737Esso(現ENEOS)
9O4.6727単一テナント向けREIT
10DLR2.7916グーグル等が顧客のデータセンター
11BIP4.6413世界を股にかけるインフラ企業
12SBUX2.1410スタバ
13PLD2.27アマゾン等が顧客の物流倉庫
平均 4.0938.08 
The Dividend Investing Resource CenterにおけるU.S. Dividend Champions(2020/7/31日時点)およびモトリーフール今からでも間に合う、連続増配・高配当が特徴の米国株3選のデータを元に作成

平均配当利回り4%越え、平均増配年数38年。

米国高配当投資家延髄の数字ですね笑

しかも景気後退局面に強い、生活必需品、ヘルスケア、インフラといったものが大半です。

増配も望める安定した高配当ポートフォリオということですね。

続いて上述した個別株の簡単な解説に移ります。

プロクター・アンド・ギャンブル(NYSE:PG)

世界最大の一般消費財メーカーです。

おむつのパンパース、消臭のファブリーズ、衣料用洗剤のアリエール、化粧品のSK-Ⅱ等々。

日本にもなじみのある生活用品が多いですよね。

増配年数は、64年。半世紀を超えて増配しているとか安定性抜群ですね。

なお、かの有名なバフェット銘柄です。

スリーエム(NYSE:MMM)

世界的化学・電気素材メーカーです。

会社でよく使うであろうポスト・イットや日々のお掃除でお世話になるスコッチ・ブライトシリーズが有名ですよね。

増配年数は62年。こちらも抜群の安定感ですね。

コカ・コーラ(NYSE:KO)

世界的な清涼飲料水メーカーです。

コーラが主要なブランド商品です。

ちなみにわが家は、リアルゴールドを毎日のように飲んでいます笑

増配年数は58年。文句なしの実績ですね。

なお、こちらもバフェット銘柄でもあります。

ジョンソン&ジョンソン(NYSE:JNJ)

世界的に有名な製薬企業です。

ただし、一般医薬品や、医療機器事業も取り扱っており、製薬会社として事業内容が多角化されています。

バンドエイドや使い捨てコンタクトレンズのアキュビューなんかは馴染みがありますよね。

増配年数は58年。非常に頼もしい数値です。

こちらもバフェット銘柄ですね。

アルトリア・グループ(NYSE:MO)

世界的に有名なたばこ・ワイン製造持株会社です。

わが家は喫煙者がいませんが、それでも「マールボロ」は知っています。

傘下の企業であるフィリップ・モリス・インターナショナル(NYSE:PM)の看板商品です。

増配年数は51年。安定の半世紀越え。

アッヴィ(NYSE:ABBV)

医療現場で使用される医薬品の製薬会社。

アボット・ラボラトリーズから分社した比較的新しい企業です。

ただし、アボット・ラボラトリーズ自体は創業100年を超える老舗企業です。

C型肝炎治療薬「MAVYRET」や関節リウマチ治療薬の「ヒュミラ」は日本人でも医療従事者なら知っているのではないでしょうか。

増配年数は48年。(アボット・ラボラトリーズ時代を含む)半世紀には届かないですが十分な年数です。

マクドナルド(NYSE:MCD)

世界100カ国以上に進出しているハンバーガーチェーンストアです。

よくお世話になっている人も多いんじゃないでしょうか?

増配年数は44年。半世紀越えしてほしいですね。

エクソンモービル(NYSE:XOM)

世界200ヵ国以上で事業を展開している、総合エネルギー企業です。

日本ではガソリンスタンドのEsso(現ENEOS)が有名ですよね。

増配年数は37年。日本株だと30年を超えるのは花王だけだと言われているので、日本株に比べると十分長い増配年数です。

リアルティ・インカム(NYSE:O)

単一テナント向け小売り店舗地に特化した不動産投資信託(REIT)です。

米国、プエルトリコ、英国で展開しています。

増配年数は27年。知る人ぞ知る優良銘柄です。

デジタル・リアルティ・トラスト(NYSE:DLR)

データセンターの開発・運用に特化したREIT(不動産投資信託)です。

アップル、グーグル、マイクロソフトといった超巨大ハイテク企業が顧客です。

上述した企業の成長の恩恵にあやかれるとともにREITなので基本的には高配当です。(執筆時点では株価が上がっているためあまり高配当ではないですが。。。)

無配当である、グーグルの成長を配当といったかたちで享受できるのは大変魅力です。

わが家はグーグルの株は欲しいものの無配当が気になっていたので、この銘柄は特に注目しています。

増配年数は16年。インターネットはもはやインフラなので、今後も色あせることなく成長することを期待しています。

ブルックフィールド・インフラストラクチャー・パートナーズ(NYSE:BIP)

世界的なインフラ企業です。

インフラは生活に欠かせないものなので、不景気になっても安定して配当が見込めるのが魅力的です。

しかもそれを世界で展開しているので、安定感は抜群です。

増配年数は13年。今後の増配に期待したいですね。

スターバックス(NASDAQ:SBUX)

世界最大級のコーヒーショップチェーン。

日本でも展開しており、ファンも多いですよね。

増配年数は10年。圧倒的ブランド力を背景にこれからも頑張ってほしいところです。

プロロジス(NYSE:PLD)

eコマースや企業間(B-to-B)向けの倉庫や物流を手掛ける不動産投資信託(REIT)です。

19か国で事業を展開し、大手顧客にはアマゾンがいます。

アマゾンは成長する巨大企業ですが無配です。しかし、この銘柄に投資すれば、アマゾンの成長を、間接的に配当で享受できます。

増配年数は7年。eコマースはインターネットの発展とともに今後も成長する分野だと思います。未来の配当王になることを期待しています。

わが家が個別銘柄に手を出さない理由

注目しているなら自分で手を出せばいいじゃないかと思おう方もいると思うので、何故わが家が個別銘柄を買わないかという理由を語ります。

個別銘柄に手を出さない理由
  1. 分散面が心配
  2. 日本の証券会社だとREITが買えない

分散面が心配だから

圧倒的理由はこれです。

投資における分散とは、投資対象をうまく組み合わせれば、期待リターンはそのままでリスクだけ減らせるというものです。

ただし、銘柄数を増やせば増やすほどリスクがなくなるかというとそうでもありません。

下の図は、いろいろな業種から選んだ銘柄に、等金額投資した場合の分散投資の効果を表したグラフです。

分散投資の効果(図)

出典:ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本語)

どちらのグラフも銘柄数が50を超えたところからリスクが下がっていません。

分散投資の恩恵をフルに活用するには、互いに関連していない50の銘柄に投資をする必要があるのです。

一方、今回紹介した銘柄は13個です。

全然足りません笑

先ほどの図が正しいとすると、せめて30銘柄ぐらい選定できるのであれば個別株もよいのかと思います。

日本の証券会社だとREITが買えない

リアルティ・インカム、デジタル・リアルティ・トラスト、プロロジスは優秀なREITです。

ただし、日本の証券会社からでは外国の個別REITを購入することができないのです。。。

非常に残念です。

まとめ

わが家がもし個別銘柄に手を出すなら、次の銘柄を選択します。

番号ティッカー配当利回り(%)連続増配年数(年)備考
1PG2.4164パンパース、ファブリーズ
2MMM3.9162ポスト・イット、スコッチ・ブライト
3KO3.4758コーラ等の飲料
4JNJ2.7758バンドエイド、アキュビュー
5MO8.3651マールボロ
6ABBV4.9748C型肝炎治療薬、関節リウマチ治療薬
7MCD2.5744マック
8XOM8.2737Esso(現ENEOS)
9O4.6727単一テナント向けREIT
10DLR2.7916グーグル等が顧客のデータセンター
11BIP4.6413世界を股にかけるインフラ企業
12SBUX2.1410スタバ
13PLD2.27アマゾン等が顧客の物流倉庫
平均 4.0938.08 
The Dividend Investing Resource CenterにおけるU.S. Dividend Champions(2020/7/31日時点)およびモトリーフール今からでも間に合う、連続増配・高配当が特徴の米国株3選のデータを元に作成

ただし、分散面が心配なこと、日本の証券会社からでは外国個別REITを買えないことから手を出してません!

以上、お役に立てれば幸いです!

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