少ない昇給額にも実は○○円の価値がある意外な事実

お金に関する雑学

サラリーマンなら昇給に一喜一憂したことがありますよね。

たくさん増えればいいですが、これっぽっちかよ、と思うこともあるでしょう。

今回は昇給額が少なくてショックを受けているときに役に立つ考え方について記事にしたいと思います。

昇給あるだけましじゃん、とか平均を超えているからいいじゃんとかいう話ではありません。

日本の平均昇給額

まずは、日本の平均昇給額を確認しましょう。

日本労働組合総合連合会による2020 春季生活闘争 第 7 回(最終)回答集計結果

を参照すると、平均昇給額は5,506円となっています。

これを見て、例えば昇給額2,000円の人が「うわ…私の昇給額、少なすぎ…?」となるのはまだ早いです。

昇給の権利を売るとしたらいくらで売るか?

クイズ

クイズです。

あなたの昇給額が2,000円だったとします。

仮に、昇給を放棄する代わりに、この昇給の権利を誰かに売れるとしたらいくらで売りますか?

ボーナスは年間2.44か月とします。(厚生労働省の毎月勤労統計調査令和2年2月分結果速報等の表2令和元年年末賞与の支給状況における、調査産業計の平均月を2倍して算出しています。小数点第三位を四捨五入しています。)

2,000円×16.44か月(12か月+2.44か月)=28,880円

年収になおすと28,880円増えることになりますね。

言い換えると、年額28,880円もらえる権利をいくらで売るかということになりますね。

さぁいくらで売りますか?

投資に学ぶ昇給権利算出方法

ところで、株式投資の利回りって大体どれぐらいでしょうか?

米国の大手運用会社であるバンガード社がVTというETFを売り出しています。

ETFとは株式等の銘柄の詰め合わせのことですね。

先進国や新興国約47ヵ国の約8,000銘柄で構成されており、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしているとのことです。

VTの概要

出典:バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社におけるVTのファクトシート

つまり、これ一つで全世界の株式の投資できるのです。

ということは、VTの利回りが株式の利回りといってもよさそうですね。

VTのトータルリターンの年利は大体4%ですね。

ということは、株式の年利は大体4%と言えそうです。

さて、年利4%の投資商品で年額28,880円のリターンを得るには元本はいくら必要でしょうか?

0.04x=28,880円

ですので、x=28,880÷0.04=722,000円

つまり、約72万円の元本が必要なのです。

ようやくクイズの答えが出ましたね。

2,000円の昇給の権利は722,000円なのです!

しかもこれ、株式なので元本割れのリスクを背負っています!

それでようやくこれなんです!

算出額について胸を張って稼いだと言えるか?

さきほど昇給額2,000円には722,000円の価値があると算出しましたよね。

ここで質問です。

あなたは昨年に比べて新たに722,000円を生み出すほど成長しましたか?

この質問に胸を張ってyes!と答えられれば、昇給額に不満を持つのも仕方ないでしょう。

しかし、そうでないなら、まぁそんなものかと自分を納得させるのも手だと思います。

なお、昇給額と元本の関係について下記にまとめましたので参考にしてください。

昇給額年間増額必要元本
2,000円28,880円722,000円
3,000円43,320円1,083,000円
4,000円57,760円1,444,000円
5,000円72,200円1,805,000円
6,000円86,640円2,166,000円
7,000円101,080円2,527,000円
8,000円115,520円2,888,000円
9,000円129,960円3,249,000円
10,000円144,400円3,610,000円

まとめ

まとめ
  • 昇給額が少ないと落ち込んでしまうときは
  • 投資に学ぶ昇給額の価値を計算し
  • 算出した金額分成長したかどうか自分の胸に聞いてみる

ことをおススメします!

以上、本記事がお役に立てれば幸いです。

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