【節約×医療保険】靴下保険に入りますか?

考える女性 節約

こんにちはー!

いつもお読みいただきありがとうございます。

今回は、サラリーマンなら医療保険は加入する必要がない理由について記事にしました。

お読みいただき、投資資金の確保につながれば幸いです。

それではよろしくお願いします。

靴下保険に入りますか?

皆さんは保険にどんなイメージを持っていますか?

もしもの時に役に立つという声が聞こえてきそうですね。

ところで、もしもの時のためなら何でも保険で対応するべきなのでしょうか?

例えば、靴下保険というものがあったとします。

靴下はいつ穴があくかわかりませんよね?

どうですか?

もしも靴下に穴があいた時のために保険に入りますか?

おそらくほとんどの人が入らないと答えると思います。

ただし、その理由を明確に答えられる人はなかなかいないのではないでしょうか?

以下では何故、多くの人は靴下保険に入らないかについて解説したいと思います。

保険は損な賭け

保険とギャンブルって正反対なイメージがありませんか?

でも、実は、保険もギャンブルも構造は同じなのです。

ギャンブルでは、胴元が皆からお金を集めて、そのなかから自分の利益を抜きます。

残ったお金を、賭けに勝った一部の人に分配しているのです。

多くの人の損のうえに、胴元と一部の人への多額の利益が成り立っているのです。

一方、保険は保険会社が皆からお金を集めて、そのなかから保険会社の利益を抜きます。

残ったお金を、不幸にあった人に支払っています。

ギャンブルと同じく多くの人の損のうえに、保険会社と一部の人への多額の利益が成り立っているのです。

ということは、保険は損な賭けと言うことができるのです。

保険が有効な場合

先ほど、保険は損な賭けと言いましたが、保険のすべてを否定するわけではありません。

むしろ保険は人類の優れた知恵です。

低確率、大損失なことに対して有効だからです。

例えば自動車事故で加害者になったとき。

賠償金は1億円以上となることもあります。

自動車事故はめったに起こさないでしょうが、普通の人はこんな大金払えませんよね?

そこで保険の出番です。

一人では到底払えないところを皆の力でなんとかするのです。

靴下保険に入らない理由

今までの話をまとめたいと思います。

  • 保険は損な賭けである
  • ただし、低確率大損失なことに対して有効である

では、低確率小損失なことや高確率小損失なことや高確率大損失なことにはどうやって対応すればよいのでしょうか?

低確率小損失なことと高確率小損失なことには、貯金で対応すればよいのです。

共通するのは小損失であることです。

保険は、起きたら到底一人では払えないものに対して、多くの人の損の上に成り立っています。

そもそも一人で払えるものに対しては損をするだけなのであえて保険に入る必要はないのです。

ここに靴下保険に入らない理由があるのです。

なお、高確率、大損失なことに対しては近づかないことが無難です。

例えば、大きな罪を犯したら、逮捕されて、一生を棒に振ることになります。

それぞれの場合の対応をまとめると次の表のとおりになります。

 低確率高確率
小損失貯金で対応貯金で対応
大損失保険で対応危険!近づかない

医療費の支払いは低確率小損失なのか?

そうは言っても医療保険は必要なのではないでしょうか?

入院は低確率大損失ではないのでしょうか?

医療費とかもかかるし、収入も途絶えるし、といった声が聞こえてきそうですね。

安心してください。

費用もそこまでかからないですし、サラリーマンなら収入についても途絶えることはありません。

以下で順番に説明します。

入院費用はそこまでかからない

日本は国民皆保険制度を導入していて、すべての国民が健康保険ないし国民健康保険に加入することになっています。

そして、どちらの保険にも高額療養費制度というお得な機能が備わっているのです。

簡単にいうと、月当たりの医療費が一定額を超えたら、超えた分の医療費が戻ってくるという制度です。

下図の場合だと、一か月の医療費の上限は87,430円となり、これを超えた分の212,570円が後日戻ってくることになります。

高額療養費事例

出典:厚生労働省保険局 高額療養費制度を利用される皆さまへ

ただし、毎月の上限額は年齢や所得によって変わります。

参考までに69歳以下の方の上限額を掲載します。

高額療養費69歳以下上限額

出典:厚生労働省保険局 高額療養費制度を利用される皆さまへ

一般的なサラリーマンの年収は適用区分ウにあたると思います。

上限額は先ほどの事例と同じですね。

仮に医療費が100万円(窓口負担は30万円)かかったとしても一か月の医療費の上限は87,430円です。

食事代は医療費ではないので別請求です。

厚生労働省によると一般の方の入院時の食事代は一日460円ですので仮に月初めから月末まで30日入院すると、食事代は460×30=13,800円ですね。

医療費と合わせて101,230円です。

これならばなんとか貯金で対応できるのではないでしょうか?

なお、アメニティや個室を希望した場合はその費用が上記に加えられますので留意が必要です。

また、65歳以上で医療療養病床(長期療養が必要な人の病床)への入院の場合、別途光熱水費がかかるのでこちらについても留意が必要です。

詳細は厚生労働省のこちらをどうぞ。

収入が途絶えるわけではない

そもそも入院をした場合、どれぐらいの日数で退院できるのでしょうか?

厚生労働省による平成29年(2017)患者調査の「表6傷病分類別にみた年齢階級別退院患者の平均在院日数」を見ると、35歳から64歳の人の入院平均日数は21.9日です。

傷病分類別平均在院日数

出典:平成29年(2017)患者調査

このうち、10日間有給休暇を取得して、4日間は土日と仮定すると、正味働けないのは一週間程度です。

この一週間に対してもサラリーマンの方なら社会保険から傷病手当金が出ます。業務中の傷病については労災から給付があります。

いずれも給料に対して満額は出ないですが、貯金があれば十分対応できると思います。

自営業の方についても十分な貯金があれば数週間収入が途絶えても大丈夫なのではないでしょうか?

もし、自営業の方で数週間でも収入が途絶えると家計のやりくりが大変になる場合は、医療保険に入るのも手だと思います。

ちなみに先ほどの表によると精神、神経の傷病が平均値を大きく上げています。

一方、よく保険会社のCMが流れているがんの入院平均日数は12日です。

人によっては有給休暇と土日で対応できてしまうかもしれませんね。

まとめ

まとめ
  • 保険は損な賭けである
  • ただし、低確率大損失なことに対して有効である
  • 入院は低確率だが小損失である
  • だからサラリーマンなら医療保険は不要である(自営業の方も貯金額によっては不要)

以上、長々と失礼しました。

投資資金を確保したい方、医療保険を見直したい方のお役に立てれば幸いです。

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