株式の長期的なリターンが高い理由

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こんにちはー!いつもお読みいただきありがとうございます。

今回は株式の長期的なリターンが高い理由について語りたいと思います、

よろしくお願いします。

株式の長期的なリターン

次のグラフをご覧ください。

各資産のリターン

出典:株式投資の未来

約200年でおよそ60万倍!

力強い右肩上がりとなっていますね。

もちろん、これは世界各国において同じことが言えます。

世界株式リターングラフ

出典:株式投資の未来

グラフに登場する国も戦争、超インフレ、恐慌といった災厄を経験しています。

にも関わらず株式はリターンが高いのです。

株式のリターンが高い理由

本題に入ります。結論的には、株式が資本主義の権化だからです。

株式は資本主義の権化である

資本主義とは、資本を投じて得られた利益により、さらに資本を投じ、さらに利益を得るといった過程を繰り返す仕組みのことです。

サピエンス全史の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏はいみじくも資本主義を次のように説明しています。

新しい資本主義の信条における第一にして最も神聖な掟は、「生産利益は生産増加のために再投資されなくてはならない」だ。これが、資本主義が資本主義と呼ばれる所以だ。

出典:サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

会社は商品を売って、得られた利益で設備投資をして、たくさん商品を売り、さらなる利益を得るといった営みをしているので、会社の活動は資本主義そのものですよね。

株式を持つということは会社の一部を持つことに等しいので、株式は資本主義の権化なのです。

資本主義が生まれた理由

ユヴァル・ノア・ハラリ氏は何故資本主義が生まれたのかを次のように語っています。

過去五〇〇年の間に、人々は進歩という考え方によって、しだいに将来に信頼を寄せるようになっていった。この信頼によって生み出されたのが信用で、その信用が本格的な経済成長をもたらし、成長が将来への信頼を強め、さらなる信用への道を開いた。

出典:サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

かみ砕いて説明すると次のようになります。難しいので物語を挟みます。

A町に、B建設会社がありました。B建設会社は受注した案件を終え、報酬として100万円受け取り、C銀行に入金しました。

A町に住むD氏はE町のパン屋で修業をしたことがあり、A町にパン屋がないことをビジネスチャンスだと考えていました。

D氏はC銀行に事業計画を説明し、C銀行の口座に100万円の融資を受けました。

融資を元手にD氏はB建設会社にパン屋開設の工事を依頼しました。頭金として、50万円をB会社のメインバンクであるC銀行に振り込みました。

時がたち、工事が終わりD氏は残りの50万円も同様に振り込みました。

物語はここまでです。現在、C銀行にある現金は100万円です。

一方で、C銀行にある預金は200万円です。この差額の100万円はどうやって創られたのでしょうか?

これは、将来パン屋がパンをどんどん作り、得られた利益で耳をそろえて100万円とその利子を返すというパン屋への信用によって創られたのです。

ユヴァル・ノア・ハラリ氏によると、近代以前は貨幣の代わりになるのは現に存在するものであり、大きな夢しかもっていないD氏は融資を受けられないとのことです。

その結果、経済は停滞したままでしたが、人々は夢を含む信用というまだ存在していない財を貨幣に替えることに同意し、将来のお金で現在を築けるようになったとのことです。

そして、この信用は、将来は今より豊かになるという想定の上に成り立っているというのです。

この想定は、近代以前は見られませんでしたが、科学革命が起こり、研究をすれば物事が改善しうるといった見解のもとに成り立ったとのことです。

そして、新しい材料の発見、テクノロジーの発達、人類の発展により富の総量を増やすことができると確信するようになったというのです。

つまり、科学革命を機に、人々のもっと良くなりたいという欲求が資本主義を発達させたのです。

人間が人間である限り資本主義は発展する

先ほど確認したように、人間のもっと良くなりたいという欲求が資本主義の誕生に大きく関わっています。

そして、この欲求は尽きることがないと思います。

例えば、移動手段をとってみても馬、自転車、自動車、飛行機といった具合に人類は速く移動したいという欲求のもとに次々と発明を行ってきました。

電話を例にとっても、はじめは固定でしたが、携帯電話が登場し、サイズはどんどん小さくなり、今では電話機能だけではありません。おまけに耐衝撃、防水といったタフネスを売りにするものも出てきました。

もっと良くなりたいという欲求は人間の根源的な欲求であると言えそうです。人類の歴史は進化の歴史なのです。

このように人間が人間である限り資本主義は発展していくと言うことが出来そうです。

まとめ

株式の長期的なリターンが高い理由
  • 資本主義は拡大再生の仕組みである
  • 資本主義の源泉は人々のもっと良くなりたいという欲求である
  • もっと良くなりたいという欲求は人間の根源的な欲求である
  • 人間が人間である限り資本主義は発展していく
  • 株式は資本主義の権化である
  • だから株式のリターンは右肩上がりを描く

以上、本記事がお役に立てれば幸いです、

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