投資初心者に楽天VTをおすすめする3つの理由

手のひらに地球を乗せている写真 投資

こんにちは!いつもお読みいただきありがとうございます。

今回は次のような方向けに記事を書きました。

想定読者
  • 老後に向けて資産運用をしなくっちゃ!
  • でも、投資をするのって勇気がいるし
  • 仕事やプライベートが忙しくて投資の勉強する暇もあまりないし
  • 投資はあくまで資産運用であって趣味でもないし

そんな方向けに楽天VTがおすすめできる3つの理由について解説したいと思います。

よろしくお願いします。

楽天VTについて

楽天VTとは愛称で、正式には、楽天・全世界株式インデックス・ファンドといいます。

一言でいうと

楽天VTを一言で表すと、世界株式市場のミニチュア版です。

楽天VTは米国の資産運用会社大手のバンガード社が提供するVTという商品を買付ける投資信託です。

投資信託とは

「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。

引用元:一般社団法人投資信託協会

つまり、投資信託とは、皆からお金を集めてプロが運用して、皆に還元する商品ですね。

個人で買うには高い株式等を買うときに、少額から買えるのが魅力的ですよね。

ETFとは

買付元のVTはETFと呼ばれるものです。

ETFとは、証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託で、「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれています。

引用元:一般社団法人投資信託協会

つまり、ETFとは株と同じように売買できる指数連動型の投資信託ですね。

指数とはインデックスとも言います。

インデックスに連動するというのは例えば、日経平均と同じ値動きを目指すということです。

個人がインデックスに連動しようとして金融商品を購入すると、莫大なお金が必要ですよね?

例えば、日経平均に連動させようと思ったら225銘柄をそろえる必要があります。

仮に、一株一万円で買えるとしても最低225万円必要なわけです。

一方、ETFは投資信託なので皆からお金を集めてインデックスへの連動を目指すため、個人の支出は少なくなります。

つまり、少額から分散投資ができるのです。

イメージとしては、インデックスを全体とするならば、ETFはそれを縮小したもの、ミニチュア版です。

全体に対して出資分に応じて全体を保有するとも言えますね。

VTが連動するインデックスの3つの特徴

買付元であるVTが連動するFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスというインデックスには次の3つの特徴があるのです。

VTが連動するインデックスの特徴
  1. 先進国や新興国を含む47か国が投資対象
  2. 約8,000銘柄への投資
  3. 全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバー

世界株式市場のミニチュア版たる所以です。

類似する商品との違い

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスを使っている別の商品として、SBI・全世界株式インデックス・ファンドがあります。

愛称は雪だるま(全世界株式)です。

コスト面では楽天VTより優秀ですが、わが家は楽天VT推しです。

同じインデックスに連動を試みる商品なのですが、そのアプローチの違いから、よりインデックスに忠実なのは楽天VTだからです。

楽天VTはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動するVTを買付けているので、世界株式市場をほぼ再現できます。

しかし、雪だるま(全世界株式)は3つのETFを組み合わせて疑似的に世界株式市場を再現しているのです。

詳細はこちらの記事をどうぞ。

投資初心者に楽天VTをおすすめする3つの理由

結論的には次のとおりです。

投資初心者に楽天VTをおすすめする3つの理由
  • 理論的な最適解
  • 本家VTより優秀
  • 米国以外が台頭する可能性

それぞれ解説しましょう。

理論的な最適解

楽天VTは理論的な最適解である理由を解説します。

なお、解説の背景を詳しく知りたい方に下記の書籍をおすすめします。

株式の長期投資はローリスクハイリターン

有名なグラフを紹介します。

各資産のリターン

出典:株式投資の未来

過去200年における米国の金融資産の長期リターンを示したものです。

株式のリターンが突出していますよね。

200年でおよそ約60万倍!

年になおすと約7%のリターンですが、時間をかけ複利効果を活かすと、凄いものになりますね。

アインシュタインも複利は「人類最大の発明」というぐらいですからね。

ひねくれた人なら、それって米国だけでしょって思うかもしれませんが、次のグラフのとおり、世界各国で見て長期的な株式のリターンは突出しているのです。

世界株式リターングラフ

出典:株式投資の未来

どの国も戦争、超インフレ、恐慌といった災厄を経験しています。

それでも株式はリターンが高いのです。

長期的に高いリターンが期待できるということは、株式の長期保有はリスクが小さいということです。

次のグラフは、標準偏差をリスクと定義し、インフレ調整ベースの平均リターンのリスクを示したものです。

株式のリスクグラフ

出典:株式投資の未来

表のとおり株は長期保有すればするほどリスクが低くなります。

これらの事実が示すように株式の長期投資はローリスクハイリターンなのです!

現代ポートフォリオ理論

株式の長期投資はローリスクハイリターンとは言うものの、紙切れになる可能性も依然として残っています。

リターンはそのままでリスクは減らせないかなと思うのが人間だと思います。

実はそんなことが可能なのです。

アメリカの経済学者ハリー・マーコウィッツが提唱した現代ポートフォリオ理論というものがあります。

彼はこの理論によりノーベル経済学賞を受賞しました。

かみ砕いて説明すると彼の主張は以下のとおりです。

現代ポートフォリオ理論の主張
  • リターンはそのままでリスクを下げる組み合わせが存在する
  • その組み合わせはマーケット・ポートフォリオ(市場そのもの)である

つまり、市場そのものに投資をすれば、株式のリターンを得ながらリスクは極力抑えられるのです。

株式における市場そのものの究極的な形は、世界株式市場です。

株式市場のミニチュア版を購入できる楽天VTはうってつけということです。

インデックスファンドはプロにも勝てる

投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドというものがあります。

インデックスとは指数ですから、指数に連動するのがインデックスファンドですね。

指数は日経平均等の市場平均が多いです。

一方、アクティブファンドは市場平均を上回る成果を上げるために専門家が投資先と売買のタイミングを見計らって運用する投資信託です。

だとすると、アクティブファンドのほうが儲かる気がしますが、実はそうではないのです。

少し長くなりますが引用します。

日本の大手投信評価会社であるモーニングスターの2015年の調査では、国内株式クラスのアクティブファンドのインデックスファンドに対する勝率は、1年で26%、3年で33%、5年で39%、10年でも32%しかなく、全期間をとおして20~30%台の勝率しかありません。つまり、アクティブファンドの70~80%はインデックスファンドに負けているということになります。

インデックスが市場の平均だとすると、アクティブファンドの勝率は50%程度になると思いませんか。だって平均なのですから。しかし、実際は70~80%のアクティブファンドがインデックスに負けてしまうのです!

この傾向は日本だけではありません。世界的に同じ結果が出ています。

世界最大の指数提供会社であるS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズの2016年の調査によると、米国株式クラスのアクティブファンドのインデックスに対する勝率は、1年で15%、5年で8%、10年で15%しかなく、全期間をとおして10〜15%の勝率しかありません(日本経済新聞2016年9月16日号記事より)。

出典:お金は寝かせて増やしなさい 

そう、プロが運用するアクティブファンドに対して、インデックスファンドのほうが、勝率が高いのです。

楽天VTはもちろんインデックスファンドです。

本家VTより優秀

ここまでお読みになった方の中には、どうせ楽天に高い報酬を中抜きされるんでしょう?本家のVTを買ったほうがいいんじゃない? と鋭い指摘をお持ちの方もいると思います。

しかし、それでもわが家は投資初心者には楽天VTを推します。

再投資の効率が良い

本家のVTは現在、一株大体8,000円ぐらいです。

一方、楽天VTは100円から投資可能です。小額から投資が可能なのです。

少額から投資ができるということは、配当を再投資する際の効率が良くなるということです。

例えば、8,000円で購入できる商品の配当が2%だとすると、配当によって新たに購入しようとすると、元手はおよそ40万円(40万円×0.02)必要です。

一方、100円から購入できる商品ならば、元手は5,000円(5,000円×0.02)で済みます。

元手が小さいうちは、本家VTのほうが配当金を遊ばせてしまうということですね。

手間がかからない

長期投資を行おうと思った場合、本家VTの場合、毎月購入をして配当が出たらそれを再投資して、といった具合に定期的にやることが発生します。(一部の証券会社では自動積み立てができますが、配当を自動で再投資はできません。)

一方、楽天VTなら再配当は自動でできるし、自動で積み立て設定もできます。

一度設定が済んだらほったらかしで大丈夫ということです。

なお、楽天証券にて楽天カードによって決済をする場合、楽天ポイントが貯まる点も嬉しいところですね。

配当課税を繰り延べ出来る

これは非常に重要ですよ。

通常、配当金には約20%の課税がされるのですが、楽天VTは配当金を所有者に出さずに、ファンド内で再投資するため配当金については課税がされないのです。

もちろん、本家VTの場合は配当金に課税がされます。その分、利益は少なくなります。

長期投資により複利効果を活かす場合、約20%の課税がない点は見逃せません。

米国以外が台頭する可能性

VTの国別構成比率を確認すると、米国がおよそ6割を占めています。

VTの国別構成比率

出典:バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社

というと、全世界に投資できるとか言っといて実態はほとんど米国に投資をするんだからいっそのこと米国をまるっと買える楽天VTIでいいじゃないかという声が聞こえてきそうです。

しかし、それでも投資初心者には楽天VTに推します。

なぜなら、未来の国別構成比率はガラッと変わる可能性があるからです。

実際、2050年の国別株式資本のシェアー率は次のとおりになると予想する学者もいます。

2050年の国別株式資本

出典:株式投資 第4版

因みに、米国の学者です。

また、過去を振り返ると決して米国が世界ナンバーワンではありませんでした。

過去の国別GDP推移

出典:仕事に効く教養としての「世界史」

アヘン戦争を境に中国のGDPが激減していますね。

現在、中国が高度経済成長しているという認識がある人が多いと思いますが、この表を見ると元に戻ろうとしているだけとも言えそうです。

長期投資を前提とすると、国別構成比率が変動する可能性があるので、世界の株式市場を再現する場合、VTのほうがVTIより適していると言えると思います。

なお、わが家は米国の力強い成長を信じるとともに、配当によりじぶん年金を作るために、配当文化が根付いている米国高配当ETFを中心に投資をしています。

ただ、子どもへのプレゼント用の資金としては、楽天VTに投資をしています。

教育資金や結婚資金等、子どもの幸せにつながるなら何に使ってもいいお金です。

まとめ

投資初心者に楽天VTをおすすめする3つの理由
  • 理論歴な最適解
  • 本家VTより優秀
  • 米国以外が台頭する可能性

老後の資産形成を考えるうえで本記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

なお、最後になりますが、当たり前ですが未来はどうなるかは誰にもわかりません。

最終的な投資の判断は自己責任でお願いします。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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